こんにちは!
アシストエンジニアリングです
転職する際にチェックしておきたい項目の1つに「年間休日の日数」があります。
「平均的な年間休日の日数を知りたい」
「求人情報には年間休日120日ってあるけどこれって多いの?」
こんな風に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、年間休日120日ってどれくらいの休みなのか、わかりやすく解説します
年間休日の定義とは?
まずは年間休日の定義から確認しましょう
年間休日とは、1年間において働くことなく過ごすことができる日数のこと
法定休日(週に1回あるいは4週を通じて4日の最低基準の休日)のほかに、夏季休暇・年末年始休暇・祝日などが年間休日に含まれます。
労働基準法さえ守られていれば、年間休日の日数は経営者が決められるため、会社や事業所によって日数は異なります。
なお、ここで注意したいのが「有給休暇」
取得できる日数やタイミングなどが個人ごとにちがう有給休暇は、年間休日の日数には含まれません
年間休日の平均日数とは?
厚生労働省による資料「令和4年就労条件総合調査」によると、1人あたりの年間休日数の平均は115.3 日
割合で見ると、年間休日が120日以上ある会社は33.3%。
また、年間休日が120日以上ある会社を規模別に見ると、従業員1,000人以上の会社では52.9%。
100~299人の会社では38.4%、30~99人の会社では29.9%と、会社の規模で開きが生じています
この結果から、会社の規模が大きいほど、年間休日数も多い傾向にあることがわかります
年間休日120日ってどれくらいの休み?
年間休日120日とは、平均よりも年に10日程度多くの休みが取得できる状況です
具体的には、週休2日制でありながら、祝日も休みがあり、さらに夏季休暇や年末年始にはそれぞれ5日間程度休めるイメージです
年間休日120日を確保しやすい業種
「B to B」の業種
「B to B」とは、企業や団体を相手に事業を展開している業種のこと。
例えば、自動車や電子機器などのメーカー、金融業や商社などです
なかでも自動車や電子機器、コンピューターなどのメーカーは休みが多いことで知られています
その理由は、お盆や年末年始などのタイミングで工場を停止させるため、それに関わる従業員は休みになるため。
なかには年間休日が120日を超えるメーカー企業も多くあります
年間休日120日を確保しにくい業種
「B to C」の業種
「B to C」とは、一般消費者を相手に事業を展開している業種のこと。
具体的には、コンビニやファミレスなどの外食産業を始め、ホテルやサービス業、美容師やエステティシャン、さらに介護・冠婚葬祭などの業種です
これらの業種はシフト勤務が多く、世間一般の長期休みが繁忙期になってしまうことが、休みがとりにくい理由と言えます。
以上、年間休日120日とはどれくらいの休みなのかを理解していただけましたか?
転職活動中は、企業規模や職務内容、お給料など、「仕事そのもの」に注目しがちです。
しかし、健康にイキイキと働くため、またはプライベートの充実のためにも「十分に休めるか」もお仕事選びの重要なポイントになります
総合的に考えて、自分に合ったお仕事を見つけましょう