こんにちは!
アシストエンジニアリングです
「私の転職回数って平均より多いの?」
「転職が多いと次の転職で不利になるのかな?」
終身雇用が崩壊し、転職が当たり前と言われるこの現代、転職回数に関して不安や疑問を感じている方は多いはず。
そこで今回は、年代別の転職回数の平均や、転職回数が多いと不利になるのかについて、さらに転職回数が多い方が転職を成功させるコツをご紹介します
【年代別】転職の平均回数は?
【20代 1~2回】
20代の約7割は転職未経験者です。
会社に入社して間もない20代で転職を決断する人はそう多くはないといえます
【30代 2~3回】
30代は2人に1人が転職を経験しており、転職者が一番多い年代です
入社してからそれなりの経験を積み、スキルも身についてくる30代は、初めての職場で得た経験を活かし、さらに専門性を高めたり、より自分に合った条件の会社で働きたいと思う人が増える時期です
また、30代は即戦力を求めている企業からも人気の年齢層。
新卒と比べて、短期間の教育・研修で即戦力となる可能性が高く、長期にわたり貢献可能な年齢層でもあることから、転職者が多くなるのです
【40代 3~4回】
40代は30代と同じく2人に1人が転職を経験しています
40代で転職を選ぶ人の多くは、30代に自己の専門性を確立し、キャリアの方向性を明確にしたうえで、さらなる成長や昇進の機会を求めている人が多いです
また40代になると、仕事と家庭との両立が理由で転職を選ぶ人もいます
40代の転職で重要になるのは転職回数よりも経験や実績。
高い能力や実績を兼ね備えていれば40代でも転職できるチャンスは多くあります
転職回数が多いと不利になる?
転職回数が多いと職歴が断片的に見え、信頼性や安定性を疑われるのではないかと不安になりますよね。
実際、世間の声やネットの情報を見ると「転職回数が多いことはマイナスだ」ととらえるケースが多いです
でも安心してください!
転職活動はその回数だけで採用が決まるわけではありません
むしろ転職回数の多い人こそ、幅広いスキルや経験を積んできたという、ポジティブな評価につなげられる可能性が高いのです
では、転職回数の多さが弱点になる人と、強みとして評価される人とのちがいは何でしょうか?
それは、あなたが今までの経歴をどのように伝えるかにかかっています
ではここから、転職回数が多い人が転職を成功させるコツを詳しく見ていきましょう
転職回数が多くても転職を成功させるコツ
1.職務経歴書の書き方
履歴書は本人確認のための書類であるのに対し、職務経歴書はあなたの能力を判断するための書類です。
そのため漠然と経歴を書くだけではなく、転職先で活かせるスキルやキャリアがわかるように作成しましょう
また、職務経歴書には一貫性を強調することも大切
一見、関連性のない職種でも、共通するスキルや知識、経験を見つけ、それがあなたの専門性や柔軟性を高めてきたことを説明しましょう。
すると企業からは、長期的に貢献できる能力がある人だと理解され、信頼を得られる可能性が高まります
2.面接対策
具体的な面接対策の前に、まずはそれぞれの転職はすべて自己成長の証だったのだと自分の意識を変えましょう。
転職が多いと企業の見る目は厳しくなりがちなので、あなたがいかにスキルを向上させ、さまざまな経験を積んで成長してきたのかというポジティブな視点を徹底するのです
それから、各職場で得た具体的なスキルや知識をすべて書き出しましょう
ひと通り書き出せたら、面接の際に時系列でスムーズに語れるようにまとめます。
そして面接準備の最後に忘れてはならない重要な要素が1つ
それは、今後は安定したキャリアを望んでいると強調することです
なぜなら転職回数が多いと、企業側からは「この人またすぐに辞めてしまうのかな?」と採用を留まらせてしまうことも
これまでの転職は自己向上のためであり、その結果として長期的なコミットメントが可能になったと伝えることで、企業へ安心感を与えられます。
以上、年代別の転職平均回数や、転職回数の多い人が転職を成功させるコツをご紹介しました
多くの企業で働いてきた経験はあなたにとって決してマイナスではありません
むしろ、それらはすべてあなたを成長させてくれた貴重な経験です
その経験と共に自信を持って転職活動に取り組んでくださいね