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契約社員が契約を打ち切られたら?やるべきことと考えること
契約社員として働いていると、契約が更新されずに終了することも少なくはありません。このような状況下では、慌てることなく次の打ち手を考えることがとても大切です。これから契約社員として働く人も、既に働いている人も、今一度契約打ち切り後の対策やその後のキャリア形成について考えてみましょう。

契約打ち切り後にまずやるべきことは?

会社からの説明を確認する
契約が打ち切られることになったらまずはじめに、契約終了の理由を明確にしましょう。不当な扱いがないか、そして双方の意見に食い違いがないかを確認することが重要です。また、契約期間の途中で一方的に打ち切られた場合、違法な解雇の可能性もあります。その場合は、労働基準監督署などに相談が必要な場合もあるのでしっかりと確認をしましょう。
失業手当の申請をする
退職が決まると必要に応じて失業手当の申請をすることが可能です。ハローワークで自分が失業手当を受け取ることのできる対象なのかを確認し、必要な手続きを早めにすすめていきましょう。雇用保険の有無や退職の経緯が自己都合なのか会社都合なのかによって受給の可否が変わる場合もあります。離職票の記載内容をしっかりと確認し、最寄りのハローワークに確認にいきましょう。
転職エージェントなどを活用して仕事を探す
契約打ち切り後に仕事を探す際は、転職エージェントの活用が効率的です。エージェントは非公開求人を多数取り扱っていることもあり、求職者のスキルや経験にあった仕事を紹介してくれます。また、契約社員から正社員を目指す場合、企業との交渉をエージェントが代行してくれるので、有利な条件での転職が期待できます。

今後のキャリアをどうする?

正社員を目指すなら転職活動を本格化
契約社員から正社員への転職を目指す場合、これまでのスキルや経験を整理して、履歴書や職務経歴書にしっかりと反映させることが大切です。面接では契約社員としての経験を強みに変えて、即戦力としての価値をアピールしましょう。契約社員から正社員登用の可能性が高い企業を選ぶのも選択肢の一つです。
スキルアップをして選択肢を増やす
これを機に新たなスキルを習得するのも一つの手です。ITのスキルや語学スキルは幅広い業界で求められています。前職に関連する資格を取得するなどして、キャリアの選択肢を広げるのもいいでしょう。補助金や助成金を活用できるケースもあるため、自治体や政府の支援制度を確認することもおすすめです。
フリーランスや副業を検討
正社員への転職だけではなく、フリーランスや副業を通じて新しい働き方を模索するのも新しい選択肢の一つです。ライティングやデザイン、プログラミングのスキルがある場合はクラウドソーシング等の活用で仕事を見つけることも可能かもしれません。これまでの経験を活かしつつ、自分のペースで働く方法を考えてみるのもいいでしょう。
契約打ち切りは働くうえでの大きな転機ではありますが必ずしも悪いことばかりではありません。新しいキャリアのスタートと捉え、自分に合った働き方を改めて見つけるチャンスにもなります。まずはすぐに取り掛かるべきことと、今後やるべきことを整理して、これからのキャリアに向けて一歩ずつ前進していきましょう。
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