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2018年からのお得な扶養範囲内での働き方

こんにちは!アシストエンジニアリングの大久保です。

先日は2017年に適用される配偶者控除についてお話しました。https://www.assisteng.co.jp/staffblog/3758/

今回は翌年2018年より実施される扶養範囲内についてのお話です。

※これからのお話は夫の年収1120万円以下の場合に限られます。

103万円から150万円に控除範囲の引上げ

2018年から、女性の社会進出のために今までの税金控除の範囲を103万円から150万円に引き上げられることが決まりました。150万円までに抑えると妻自身の所得税が課税されず、さらに夫の所得税控除を受けられます。これにより月収を85,000円に抑えていた方は125,000円まで増やせるようになりました。

残る「106万円の壁」

とここまで「103万円の壁」が「150万円」に引き上げられたので収入アップと思いがちですが、「106万円」を超えると社会保険の加入対象になります。保険料の負担額は、年間25万円とも言われ家計に大きな影響を与えます。以下は加入要項です。

  1. 週の労働時間が20時間以上。
  2. 1ヵ月の所定内賃金が88,000円以上。
  3. 雇用期間の見込みが一年以上ある。
  4. 学生ではない。
  5. 勤務先が従業員が501人以上。(アシストエンジニアリングで勤務される方は当てはまります。)

以前の「103万円の壁」の様に所得税と社会保険の扶養に入るためには「106万円」という数字を意識しましょう(*^^)v

ただ社会保険に扶養ではなく自身で加入することで将来の年金が増えたり、仕事ができない人のために手当が貰えたりするなどの節税以外のメリットもあります。

扶養内で働く、扶養外で働く、どちらも選択の一つです。自分に合った働き方をさがしましょう!